【美容師SJのたわごと】

美容師 大阪市鶴見区で勤務
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バンタンデザイン研究所高等部 講師
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プロフィール・自己PR・オーディション用等、ヘアメイク付き、特別価格で撮影依頼承ります(関西)〜50カットセレクト・修正あり、¥10,000-/
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トーンダウン・ホームカラーのリスク

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サロンでのきれいなカラーもいいけど手軽に家で出来るホームカラーって魅力的ですよね

ただホームカラーされてる場合、サロンでカラーをするときに困ることがいくつかあります

みなさん、ホームカラーをするときはメリット・デメリットをしっかり把握した上でして下さいね




メリット


時間・・・サロンに行かなくてもいいので1時間以内で(個人差はありますが)出来る


コスト・・・技術料金がないため材料費のみで出来る


デメリット


仕上がりのクオリティ・・・思うような色味・明るさにするのが難しい、ムラになりやすい


ダメージ対応が難しい・・・既染毛(以前に染めたところ)のダメージが進んでしまう



サロンでは一人一人の髪質の微妙な違いを見極めその人に合ったレシピを作ります


明るくなりやすい・なりにくい、赤味が出る、黄色っぽくなる 根元と毛先でダメージが異なるetc.

こんなことに注意しながら僕たちは施術をさせていただいてます



あと暗めのカラーをホームカラーで繰り返しされてる方は要注意です!


毛先に行けばいくほど色素が重なってどんどん暗くなっていきます



気がつけば 「根元が明るくて毛先が真っ黒」 ということになりかねません!

そして厄介なのがこの暗い色は非常に明るくしにくいということです(泣)

新生毛(一度もカラーをしてない毛髪)は自由自在に明るさを変えられます

ですが「染めた暗い色」に関してはほぼ明るく出来ないと思って下さい



よくあるパターンとして黒染めしてる学生さんに多いのですが


 夏休み - ハイトーンカラー
     ↓
 秋・始業式 - 黒染め
     ↓
 卒業・春休み - ハイトーンカラー希望 → 明るく出来ず断念(泣)


せっかく学校の規則もなくなり自由にカラー出来ると思ったら
黒染めしてるせいで好きな色に出来ない・・・


なんてことが多々あります


無理やりブリーチで明るくしようとする元学生さんもいらっしゃいますが
ダメージが深刻化するためオススメできませんし、
ほとんどの場合が微妙な仕上がりになり微妙な顔してサロンを後にされます(泣)


きれいな色を長く楽しみたい


そんな方はヘアサロンでカラーしましょう


正直美容師も万能では無いのでこの様なことにならないように計画的にカラーをしましょう


お願いします(切実)

ヘアサロン帰りのホームケアについて

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今回はヘアカラーやパーマのあとのホームケアについて少し書きたいと思います


なぜこんなことを書こうと思ったかというと意外と間違ったケアをしてる方が多いな~と思ったからです



おそらくダメージ受けたあとなのでしっかりトリートメントされる方が多いと思いますがそれより大事なことがあります


それは 「薬剤施術後の残留物質をどうするか」 です

なんかケミカルオタクみたいになってきましたね(笑)


でも本気で美容師をしている人はみんなケミカルオタクだと思います
(僕が思ってるだけかもしれませんが)


使う薬剤が髪の毛にどんな影響を与えるのか熟知しておくべきです


そのための美容師国家資格ですから



この「残留物質」ですが、まあとにかく


髪の毛に残ってる薬剤の残りカスや副産物的なもの


だと思っていただいたら大丈夫かと思います




僕らが使ってる薬の多くははっきり言って髪の毛を 「破壊するもの」 です

だから絶対に


 「ダメージレスな○○」

 「○○で髪の毛が再生します!」

 「○○カラー(パーマ)は髪を痛めません!」

とか謳ってるものはすべて 詐欺 (だと思ってます)


髪の毛はトリートメントでも再生・修復は絶対にしません!


一度痛んだら後は 「修繕」 していくしかありません


その場しのぎです


でもそれはそれでいいんです


自分のライフスタイルに合わせて素材とデザインのバランスが取れていればいいんですから


そのために僕らは施術前にコンサルテーションをしっかりさせていただいています

このへんもまたいつか別で書きたいと思います



なんだか話がそれてしまいましたね^^;


それでホームケアに関してですがこの残留物質・・・

おそらく1週間ぐらいは髪の毛に悪さしてると思います


おそらくといったのは一人ひとりの施術内容や髪質によって変わるからです



これを早く追い出してしまいたいわけです


どうやって追い出すか



それは・・・



シャンプーすればいいんです(爆)


簡単です(笑)



しっかり洗ってしっかり流す



なんか前にも同じようなこと書きましたね



この残留物質はシャンプーで徐々にちゃんと抜けていきます



1週間ぐらいで髪の毛のコンディションも整います


ちなみによくカラーとパーマを両方考えてるときに、1週間ぐらい間を空けてほしいと美容師が
言うのもこういったことからです


ここでトリートメントの仕方なんですがあまり多くつけなくていいと思います


シャンプーで落とせる程度がいいと思います


しっかりコーティングすると残留物質を閉じ込めてしまいますので抜け切るまでの時間が長くなってしまいます


結果、ダメージを受ける時間も長くなります



実際、ホームケアを‘自称’ほとんどしてない方ほど、ダメージが少ないような気がします


まあこういった方は来店される回数も少ないので、残留物質もそうですが薬剤による


直接のダメージも少ないとは思いますが・・・


ホームケアもトリートメントをしっかりしてアウトバスタイプまでつけて「ちゃんと」されている方ほど
コーティングが分厚くなってしまいダメージが結果的に大きくなっているような気がします


ですのでサロン帰り、カラーやパーマをされた方は特にですが「コーティングのしすぎ」に注意して下さい


それでドライした時に質感が悪くなってしまいスタイリングに影響が出るのであれば、つける量を増やしたりアウトバスタイプトリートメントの量を調節して下さい



デザインと素材のバランスが大事です!!


いろいろヘアケアについてもっと知りたい方はコメント待ってます

口コミで評判のいいシャンプー&トリートメント

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たまにお客さんと話をしていて話題になるのがシャンプー&トリートメント(以下長いのでシャントリと書きます)の選び方についてです



ネットや知り合いの口コミで評判のいいシャントリはホントに自分に合うのでしょうか?



答えは残念ながら  「分からない」  ですね^^;


なぜならあなたの髪質は他人と絶対違うからです!






例えばAさんが「これ、すごいスタイリングがしやすくなったよ」とあるシャントリをBさんにすすめたとします


Bさんがこれを使ってみるとなかなか思うようにスタイリングできません


なぜでしょう?


よくあるパターンとしては2人の髪質が全然違うからですね


 Aさん:硬毛で広がりやすい


 Bさん:軟毛でペタンとしやすい


そしてシャンプーはしっとり保湿をしっかりしてくれるタイプだったのでしょう


Aさんはしっとりまとまりやすい仕上がりが、Bさんは軽くふんわりした仕上がりのほうがスタイリングはしやすいのです



なのでシャントリは  自分の髪質に合わせて美容師と一緒に選ぶ


これがベストです





あとはシャントリの使い方ですが


シャンプーはしっかり泡立ててしっかり洗う、そしてしっかり流す


トリートメントは過度なコーティングはせず、手触りが悪くならないぐらいでしっかり流す


どちらもしっかり流す がポイントになります






ブリーチしてるような、手触りがギシギシしやすい場合は、流さないトリートメントなどを併用してスタイリングしやすい状態にしてあげるのは大事だと思います


バサバサでお出かけはイヤですもんね(汗)


ですがミドルダメージ程度 (この辺の基準は僕の感覚なので伝えるのが難しいのですが普通のヘアカラーをトリートメントなしで2,3回程度でしょうか) ならば流さないトリートメントも必要以上につけなくても大丈夫でしょう


そのほうが乾くのも早いですし♪


髪の毛も肌と同じようにすっぴんに近い状態が僕はベストだと考えています


ファンデーションは1日1日落としますよね


そんな感覚でトリートメントも 「うすーくコーティングされた状態」 で、シャンプーで落とせる程度にしていただけると扱いやすくなると思います



ですが分厚いコーティングじゃだめなの?という疑問が出てくると思いますのでその辺を詳しく書いていこうと思います。


先ほど


髪の毛も肌と同じようにすっぴんに近い状態がベストだと考えています
ファンデーションは1日1日落としますよね


こんなことを書きました


ここでお風呂上りを想像してほしいのですが、爪は柔らかくありませんか?


指はふやけていませんか?


髪の毛も水分をたっぷり含んでいるはずです





ですが爪も皮膚も髪の毛も時間が立つと元の状態に戻ります


もともと水分を勝手に調節してくれるんですね





皮膚や爪、髪の毛はもともと何かを「守る」ためにありますから自然な状態が一番ベストなはずです


髪の毛も乾いてる状態、つまり


濡れてしまっても自然に水分が抜けた状態が一番丈夫になっています
※ここではハイダメージ毛などキューティクルが損傷している場合を除きます



ここで乾く前にお風呂の中や乾かす前にたっぷりトリートメントをつけて「分厚いコーティング」をするとこの水分調節はどうなっているのでしょう?


きっと潤いたっぷり・しっとりになっていますよね


乾かしたときはツルツルでツヤツヤできれいに見えます


それはいいことだと思います


ですがそのままにしておくと水分調節ができず髪の毛の内部は先ほどのふやけたような状態がドライヤーで乾かした後も続いています


結果、強度が不十分なままでダメージしやすい髪の毛になっています



 



どうでしたか?
トリートメントの使い方一つでも奥が深いです



本当は世の中の方全員に知っていただきたいのですがそれは到底不可能です



なので僕が担当させていただいた方、このブログを読んで頂いてる方にはぜひともこういった知識を身につけていただきみんなでいっしょにカワイク・キレイになりましょう