ごわつきにくいパーマ
(画像は以前のフォトシューティングよりアイロンで仕上げたスタイル パーマではない 笑)
先日、お客様とスタイルを決めるときにパーマを提案させていただいたのですが
「パーマってゴワつくからあんまりしたくないんです」
ということを伺いました
よくよく聞くと今まで経験したパーマはどれもダメージを感じやすかったようでパーマに抵抗があるようでした
結局いろいろ説明させていただいてパーマ施術したのですが、最後は笑顔でお帰りいただけました^^
今日はそのちょっとした工夫を紹介したいと思います
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まずパーマの仕組みを簡単に説明します
髪の毛の中の組織を・・・
壊す(緩める) → 曲げる → つなげる
こんな感じです(笑)
1行で終わりました(爆)
ほんとはもっと細かいところがあるのですがめんどくさいので省略~^^;
で今日大事なのは最初の中の組織を「壊す」ところです
壊すということは最初の薬をつけ始めた瞬間にダメージが始まります
壊した際に「いらないもの」も出来ちゃいます
これが前回にも書いた残留物質ですね
ホームケアのときにしっかりシャンプーして欲しいといってたあれです
↓ヘアサロン帰りのホームケアについて(以前の記事)
http://sj-tawagoto.muragon.com/entry/4.html
この残留物質がゴワツキの原因だといわれています
これを家に帰ってからではなくサロン内でできるだけ減らす方法があります(重要)
これはすべての美容師に知っておいてほしいですね
ではその方法とは・・・
壊して十分に曲がったらつなげる
このつなげる前、定着の薬をつける前にしっかり流すんです
中間水洗ですね
うちではロッドを巻いたままお客さんにシャンプー台に移動してもらって流してます
そしてお客さんがしんどくならない程度でしっかり流しています
僕の基準では5分ぐらいですかね
この5分で先ほどの「いらないもの」はだいぶ減ります・・・
減ってるはずです(汗)
実際に目で見たわけではないので確認は難しいですが美容業界では定説になりつつあります
ですのでパーマもケースバイケースでいろんな施術方法がありますが全てのパーマに共通して言えることはこの、「中間水洗」をしっかりやる
これだけでパーマの質感は格段に良くなると思います
ゴワツキともおさらばです^^v
最後に、そもそもの話ですがパーマ前の毛髪状態によってはもう施術が無理な場合があります(泣)
そんな場合、ダメージ部分は切ってしまいしましょう
切った上で、好みのデザインを担当美容師さんと一緒に探したほうがいいと思います
長さをキープしてトリートメントでごまかし続けるのは無理です
無理するとサロン帰りは良くても家では扱いにくくなりますよ~